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マンションをはじめとする集合住宅と戸建住宅を比較した場合、その環境は大きく異なります。マンションの共用部(エントランスなど)は入居者以外の人も自由に出入りできる反面、専有部は独立性が高いため、不審者に侵入されても気づかれにくいのです。
マンション・集合住宅における防犯対策の第一歩は、まず不審者を侵入させないこと。
インターホンシステムのリニューアルを通じて防犯性を高めることが、効果的な防犯対策につながります。
なお、防犯性の高いインターホンシステムを導入した場合、他のセキュリティシステム(専有部の火災報知器や防犯センサー、共用部の監視カメラなど)と連動していることが少なくありません。インターホンが故障するだけで防犯性が格段に落ちる可能性があるので注意が必要です。

(平成24年度 出典:警視庁統計資料)
平成24年の都内における空き巣の認知件数は3,473件と前年に比べ91件(2.7%)増加しました。
侵入窃盗のうち、空き巣が占める割合は43.6%となっています。

(平成24年度 出典:警視庁統計資料)
平成24年の都内における侵入窃盗の発生場所を見てみると住宅が約6割を占めており、集合住宅については全体の約37%を占めております。
財団法人都市防犯研究センターの統計では、下記グラフのように泥棒のほとんどがインターホンを押すことで留守かどうかを判断しています。

出典:(財)都市防犯研究センター
マンションを防犯の観点から見てみると、マンションでは共用部へ入居者以外の方も比較的自由に侵入できやすく、仮に侵入されたとしても周囲に気づかれにくいという特性があります。「不審者を侵入させない」ということがマンションの防犯対策の基本となります。
通話のみのインターホンの場合、不審者やキャッチセールスがインターホンを押しても顔が見えないため、普通に対応してしまいますが、モニター付きの場合には
顔が見えるため、応対前に誰が来たかを判断することができ、マンション内に入れるかどうかを決めることができます。
最新のインターホンにリニューアルすることで、より安心で快適な生活を送りましょう!